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社員募集のお知らせ

カブロボ運営事務局の「トレード・サイエンス株式会社」では、ご一緒に未来を創造してくださる仲間(正社員)を募集しております。 詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。 http://trade-sc.jp/jobs.htm

2010年春季コンテスト(4~6月度)の結果発表

2010年春季コンテストの結果発表をいたします。

6名の方が入賞しました。おめでとうございます!

■成績上位賞 収益率部門

第1位:「あるごりら」さん 「アルゴリラ1世」(KBユニバーサル)
4~6月の収益率が18.0%と好成績を収めました。下落局面で信用売りを効果的に活用し、高い利益を上げました。

第2位:「サノ」さん 「n3」(KBライト)
4~6月の収益率が17.0%と好成績を収めました。現物買いと信用売りを組み合わせて、安定した利益を上げました。

第3位:「充実野菜」さん 「充実野菜 初号機」(KBライト)
4~6月の収益率が15.4%と好成績を収めました。運用期間は2年を超えていますが、順調に資産を増やしています。

■成績上位賞 収益額部門

第1位:「Robonobler」さん 「Takotako」(KBライト)
4~6月の収益額が8027万円と好成績を収めました。前期の苦戦から大きく回復しました。

第2位:「なーさん」さん 「なーさん2」(JAVA)
4~6月の収益額が6317万円と好成績を収めました。反発のタイミングを捉えて、着実に利益を積み上げています。同部門2度目の受賞です。

第3位:「きまぐれペンギン」さん 「test」(KBストラテジー)
4~6月の収益額が5384万円と好成績を収めました。ロング・ショート型の運用ですが、下落局面で現物買いポジションを減らして上手く運用しました。

(コラム) 金価格と株価の相関係数

リーマン破たん以来の不安定な金融環境、そして増大する財政支出のために信用力を失っていく先進国。そんな中でもっとも輝いている資産がGOLD、金です。

金は1971年8月15日(奇しくも26回目の終戦記念日)に当時の米国ニクソン大統領がUSドルと金の一定比率(1トロイオンス=USD35)での交換停止を宣言するまでは、通貨の信用力の基礎となっていました。むしろ、米国経済が拡大していくなかで、1934年以来価値が固定されていたわけですから、経済力に対して金は相当に安くなっていたということでしょう。このニクソン・ショック以降も1975年位までは金の相場は管理されていたようですがその後は完全に自由化されています。金価格の推移です。

g1.gif

この金価格と株価ははたして連動性があるのでしょうか?
1949年を基準とした金価格とSP500、USD換算のTOPIXのグラフです、

g2.gif

ちょっと分かりにくいので、X軸を対数にしてみました。

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(コラム) 森封のカブロボ探求 第4回

こんにちは、森封(もりふう)です。

前回のコラムでは学力偏差値を例にしながら標準偏差について紹介しました。今回はその標準偏差を使ったテクニカル分析であるボリンジャーバンドを使ったカブロボを作成し、その動作結果を確認してみます。

まずはテクニカル分析であるボリンジャーバンドを簡単に紹介します。「バンド」とは「帯」のことです。まずはこちらの図を御覧下さい:

BB1.gif

図は日足のローソク足チャートと9日間の移動平均線(緑)に標準偏差をプラス/マイナスした線(青)と、標準偏差の2倍をプラス/マイナスした線(赤)を書き加えたものです。下にある赤線は偏差値でいえば30、上にある赤線は70に相当する線です。日足データのほとんどはこの二つの線に挟まれた部分(帯)の中に収まりながら上下しており、この帯から飛び出ること(偏差値が30を下回ったり、70を上回ったりすること)は滅多にありません。データが帯の外に出るのは、ある意味「特別なサイン」と考えることができます。

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(コラム) 森封のカブロボ探求 第3回

<<カブロボ入門者向け>>

こんにちは、森封(もりふう)です。

今回は「標準偏差」について考えてみます。
似た言葉に「(学力)偏差値」があります。こちらは(イヤな思い出として)馴染みのある人も多いと思います。実はこの2つはとても深い関係があるので、今回のコラムでは偏差値を例にして紹介することにします。

その前に偏差値がなんなのか? を説明する意味で1題のクイズにお付き合いください。問題はこちら:

受験生のAさんとBさんが全国規模の模擬試験を受けました。ここでは全科目が100点満点の試験で、受験者全員が全ての科目を受験した、と仮定します。結果、国語と数学はともに平均点が50点でした。Aさんは国語で100点満点でした。またBさんは数学が100点満点でした。
このAさんの国語の成績と、Bさんの数学の成績。科目が異なるので「どちらが優れた結果か?」を直接比較することは難しいですよね。どちらも同じ受験者の顔ぶれの中で、同じ平均点の試験で、二人は同じ点数を取って、しかもどちらも満点なので順位も1位同士になるわけです。それでも比較する方法はあります。何で比較すればいいでしょうか?

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(コラム) 日経平均先物のオプション売り戦略

<<カブロボ上級者向け>>

日経平均先物のオプションが大阪証券取引所に上場されてこの6月で21年になります。2009年には34,986,005枚の取引が行われるまでに成長しました。この出来高増加を引っ張っている要因の一つが、プレミアム稼ぎを目的とアウト・オブ・ザ・マネーのオプション売り戦略ではないかと思われます。その辺について少し考察してみましょう。

オプションを取引するに際して最も重要なのはプレミアムですが、そのプレミアムはどのように決まっているのでしょうか。プレミアムはオプションの対象となる資産の価格変動率(ボラティリティ)をベースに計算されます。過去のボラティリティを参考にしつつ将来を予測してプレミアムを決定するのですが、実際は過去のボラティリティに大きく引き摺られてしまっています。

グラフ1は1990年以来の日経平均の値動きと期間1ヶ月のヒストリカル・ボラティリティの推移です。

t4-1.jpg

2006年以降は先物オプションの取引価格から逆算したインプライド・ボラティリティも載せてます。次に2006年以降のインプライドおよびヒストリカル・ボラティリティの推移グラフ(グラフ2)を御覧下さい。

t4-2.jpg

相場の動き始めではインプライドの方が素早く反応して先に上昇しますが、落ち着いてくると逆にインプライド・ボラティリティが先行して下がります。

しかし、インプライド・ボラティリティとそれが示唆した期間に対応する期間の対象資産の実際の値動きから計算したボラティリティ(後出しのヒストリカル・ボラティリティとでもいうのでしょうか!?)を比べると、グラフ3のように、後出しのボラティリティがインプライドよりも先行して上昇してしまうことが分かります。オプション売り戦略のネックは正にここで、落ち着いていた相場が動き始めた瞬間に大きな損失を被るケースが多いことです。

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2010年冬季コンテスト(1~3月度)の結果発表

2010年冬季コンテストの結果発表をいたします。

今回は、5名(6体)の方が入賞されました。おめでとうございます!

■成績上位賞 収益率部門

第1位:「Type-R」さん 「type-two」(KBナビ ファンダメンタル)
1~3月の収益率が29.2%と好成績を収めました。TOPIXからのアウトパフォームの幅を広げながら、高いリターンを上げました。

第2位:「ふぁす」さん 「だいぶつ2号」(KBナビ ファンダメンタル)
1~3月の収益率が29.1%と好成績を収めました。後半で大きく追い上げました。

第3位:「とんぼ」さん 「じんでん」(KBナビ ファンダメンタル)
1~3月の収益率が25.2%と好成績を収めました。こまめな売買が上手くリターンに繋がったようです。

■成績上位賞 収益額部門

第1位:「ブロントザウルス」さん 「ダーウィン2」(KBユニバーサル)
1~3月の収益額が7739万円と好成績を収めました。相場が低迷していた時期にポジションを積みまして、その後のリターンにつながりました。

第2位:「ジン」さん 「KBなびなんだ?」(KBナビ ファンダメンタル)
1~3月の収益額が7038万円と好成績を収めました。銘柄選択が功を奏したようです。

第3位:「ブロントザウルス」さん 「ピタゴラス」(KBユニバーサル)
1~3月の収益額が6833万円と好成績を収めました。株式の保有量を機動的に増減させ、ドローダウンを抑えながら、資産を着実に増やしました。

書評 「The Quants」 (中編)

前号に続き、最近出版された 「The Quants」 (http://www.amazon.co.jp/Quants-Whizzes-Conquered-Street-Destroyed/dp/0307453375)という本について紹介いたします。

情報技術に話を戻しますと、コンピュータ、ネットワーク技術等の目覚しい進歩により、トレードを行う環境も大きく変化しました。近年では、特に短いタームのトレードが注目されています。例えば、ルネッサンス・テクノロジーと呼ばれるヘッジ ファンドは短い期間のトレードに着目してハイフリークエンシー・トレーディング(高頻度売買)と呼ばれる手法で大きな利益を上げています。

コロケーション システムと呼ばれる、取引所の近くにサーバーを設置し、少しでもレイテンシを小さくすることで、市場によってはミリセカンド(1000分の1秒)単位での高速な取引を行うことが可能になりつつあります。近年は、ネットワークやマシン、サーバーといった、インフラ投資も、リターンを上げるのに不可欠な要素になっていると言えるでしょう。

本書でも取り上げられている、ルネッサンス・テクノロジーはニューヨークにあるロング・アイランドの軍事基地の近くにある場所に存在します。本社のあるRoute 25Aという住所はジョージ・ワシントンが独立戦争後に1790年の4月22日に、スパイに会うために寝泊りした場所だそうです。創始者のジェイムズ・シモンズは数学が得意であり、ひも理論などの物理の専門家でもありますが、MITやバークレー校を出た後、教授の給料に満足しなかったためか、防衛研究所(Institute for Defense Analysis)で働いており、冷戦時の暗号解読に携わっていました。

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(コラム) 森封のカブロボ探求 第2回

こんにちは、森封(もりふう)です。

前回のコラムでフィボナッチ数列とゴールデンクロスの関係について紹介しましたが、今回はその内容を実際にカブロボ SDK のプログラミングを使って検証してみます。

まずカブロボのプログラミングコードは以下のようにします。検証目的なので screening メソッドは使わず、全て order メソッドの中で判断と売買注文を行っています。

内容を簡単に紹介しますと、毎日午前場が始まる直前に全銘柄を対象に、前日終値が決まった時点でゴールデンクロスやデッドクロスが発生したかどうかを調べます。ゴールデンクロスが発生している場合は「買い」のサインと、デッドクロスが発生した場合は「売り」のサインであると判断します。「買い」サインが発生した銘柄について、空売りしていた場合は全て買い戻して決済した上で、単元株数だけ買い注文を出します。「売り」サインの場合は逆に、買っていた場合は全て売って決済し、その上で単元株数の空売り注文を出します。空売りについてはプログラミングロジックとしては実装しますが、実際に行うかどうかはパラメータで別に指定します(後述します)。

コード1: カブロボ SDKを使ったゴールデンクロスによる売買 KaburoboColumnRobot.java
コード2: このロボットの robot-config.xml

このコード1とコード2のソースコードは、こちらからダウンロード できます。zip形式になっています。

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書評 「The Quants」 (前編)

最近出版された 「The Quants」 (http://www.amazon.co.jp/Quants-Whizzes-Conquered-Street-Destroyed/dp/0307453375) という本について紹介いたします。

クオンツとは、数学的手法を使い、市場の分析や新しい金融商品の開発を行う人達を指します。この本では、クオンツがウォール街を中心に如何に活躍したかと、失敗したかについて描かれています。

著者のスコット・パターソンはウォールストリートジャーナル紙の記者であり、クオンツの人たちが成し遂げてきた功績に対してどちらかと言えばネガティブな側面で考えています。しかし、有名な学者や天才と呼ばれた人たちが、如何にマーケットの世界と関わり、実際の運用でどれだけ成功したかを知るのには大変興味深い本であると思います。

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