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ボリュームレシオ

ボリュームレシオは、売買高と株価の関係から、現在の株価が買われすぎの状態か、売られすぎの状態かを判断する指標です。上昇日において70%以下は目先底値圏、出来高増加に伴って450%以上での陰転は目先天井圏と言われています。

<計算式>

(n日間の株価上昇の日の出来高の合計+n日間の株価変わらずの日の出来高÷2)÷ (n日間の株価下落の日の出来高の合計+n日間の株価変わらずの日の出来高÷2)×100(%)

ボリュームレシオはよく25日間を分析粒度に使います。

ボリュームレシオのグラフ

上のチャートは株価とボリュームレシオの関係を図にしたものです。
2005年7月など、ボリュームレシオが450近くに達した後に株価が上昇しています。

ボラティリティ

ボラティリティは、株価の標準偏差を見ます。ボラティリティはリスク管理によく用いられます。
ボラティリティが大きいと値動きが激しく、小さいと値動きが穏やかということになります。
KBユニバーサルでは株価の終値の標準偏差を算出します。
分析粒度はデフォルトだと14日になっています。

<計算式>
[({(株価-平均値)2}÷集計日数)の和]の平方根

株価とボラティリティのグラフ

上のチャートは株価と14日のボラティリティの関係を表したものです。
値動きが激しくなると、ボラティリティが大きくなり、
値動きが穏やかになると、ボラティリティが小さくなるのが確認できます。

一目均衡表

一目均衡表は、ペンネーム一目山人氏が考案したチャート分析手法です。
株価の終値の他に、5つの基準線を作成します。

# 基準線 過去26日間の高値と安値の平均
# 転換線 過去9日間の高値と安値の平均
# 先行スパン1 26日前の転換線と基準線の平均
# 先行スパン2 26日前の、過去52日間の高値と安値の平均
# 遅行スパン 現在値を26日に遅行させたもの

では実際にチャートを見てみましょう。

株価と一目均衡表のグラフ

2本の先行スパンに囲まれた部分は雲と呼ばれます。

基準線・・・・保合いの所では”ダマシ”も入りますが、この線に素直に従えば、大きな波動にタイミング良く値幅の大きいところが高い確率で取れます。
転換線・・・・この線が基準線の上にあれば買い時、逆は売りです。

先行スパン1と先行スパン2の2本の線で抵抗帯雲を作ります。抜ければ完全な方向転換とされます。
上のチャートを見ると、2004年の12月に抵抗帯雲を突き抜けてから上昇トレンドに転じたことがわかります。
なお、一目均衡表はその理論が難しく、習得までの難度が高いと言われているようです。

RSI

RSIはW・ワイルダーが開発した指標であり、株価が現在買われすぎか、売られすぎかを相対的に計る指標です。RSI=20%以下で買いサイン、RSI=80%以上で売りサインと一般に言われます。

<計算式>

RSI = n日間の値上がり幅の平均 ÷ (n日間の値上がり幅の平均 + n日間の値下がり幅の平均) × 100(%)

カブロボではこのRSIの他に、高値と安値の平均のRSIを求めることができます。

上の図は、株価とRSI(終値)、高値と安値の平均のRSIの関係を表したものです。
RSI(終値)と高値と安値の平均のRSIはそれほど差がありませんが、
勢いよく上昇するときには、高値と安値の平均のRSIのほうが高くなります。
図の例では、RSIが20%以下で買って、80%以上のときに売れば利益が出そうです。

移動平均

移動平均の代表的なものとして以下の4種類の移動平均

終値の指数平滑移動平均(EMA)
終値の修正移動平均(RMA)
終値の単純移動平均(SMA)
終値の加重移動平均(WMA)

があります。
分析期間としては25日線がよく使われます。
長期の線として75日なども使われます。

終値の指数平滑移動平均(EMA)

指数平滑移動平均の計算式としては、

n日指数平滑平均=前日の指数平滑平均+平滑化定数*(当日の株価-前日の指数平滑平均)
平滑化定数=2÷(n+1)

を用いています。
指数平滑移動平均の特徴としては、最近のデータを重視し、古いデータになるほど重みが小さくなります。
n日指数平滑平均=前日の指数平滑平均+平滑化定数*(当日の株価-前日の指数平滑平均)という式は漸化式になっています。
この漸化式を解くと、

のようになります(直近の株価をp1,p2,p3・・・とする。αは平滑化定数)。
この式から、指数に対応した重みがつけられていることが確認できます。

終値の修正移動平均(RMA)

<計算式>
n日修正移動平均=((n-1)X前日の修正移動平均値+当日の株価)÷n

原価計算などで用いられる計算方法です。
上の計算式を変形すると、

n日修正移動平均=(1-1/n)*前日の修正移動平均値+1/n*当日の株価

のようになっています。
指数平滑移動平均(EMA)の平滑化定数を1/nとおいたときの結果と等しいことがわかります。
つまり、RMAは、指数平滑移動平均とほとんど同じ指標であり、nが大きいと両者はほぼ等しくなります。

終値の単純移動平均(SMA)

<計算式>
n日移動平均=(当日の株価+前日の株価+2日前の株価+...+n日前の株価)÷n もっともよく使われる単純な平均です。

終値の加重移動平均(WMA)

加重移動平均も、指数平滑移動平均と同じように、最近のデータを重視し、古いデータになるほど重みが小さくなります。
重みのつけ方が直線的になっています。

<計算式>
n日加重移動平均=(n×当日の株価+(n-1)×前日の株価+(n-2)×2日前の株価+......+n日前の株価)÷(n+(n-1)+(n-2)+...+1)

上の図は4つの移動平均(25日)を図にしたものです。違いがわかりにくいですが、EMAやWMAはSMAより直近の株価に対して敏感に反応しています。

モメンタム

モメンタムとは相場の勢いを見るための指標であり、計算方法は他のテクニカル分析に比べてかなり単純です。

<計算方法>

当日の終値-n日前の終値

n=10がよく使われます。
ゼロより上にあったモメンタムがさらに上に行けば、上昇の度が増していることを示します。
相場が上がっているのに、モメンタムが横這いになってきたら上昇率の低下を意味します。
ゼロより下でさらに下げれば、下落に拍車がかかっていると見ます。
値が下がるものの、モメンタムが横ばいなら下落率が緩やかにになったことを意味します。
ゼロの下にあったモメンタムがゼロを上抜ければ買いサインとされます。
ゼロの上にあったモメンタムがゼロを下抜ければ売りサインとされます。

上の図は株価とモメンタムの関係を表したものです。
株価が上昇している間はモメンタムがゼロより上の数字を多く取っていることが分かります。

HLバンド

HLバンドとはトレンドフォロー型のテクニカル指標で、いわゆるダウ理論でいう直近の高値、安値のブレイクをいかに捕らえるか、という指標です。
Hバンドを上向きにブレイクしたところが買いサイン。
Lバンドを下向きにブレイクしたところが売りサイン。
売買シグナルは、その方向のトレンドが続く限り続きます。
Mバンドの方向は、トレンドの向きを表します。

<計算方法>

Hバンド 直近n日の高値
Lバンド 直近n日の安値
Mバンド 直近n日の高値と安値の中間値

上の図はH,L,Mバンドと株価を描画したものです(n=10)。
HバンドとLバンドの中に株価が包まれていることが確認できます。

MACD

MACD(Moving Average Convergence Divergence)(マックディーと呼ばれることが多い)では、指数平滑移動平均(EMA)を基準に上昇、下降トレンドを判定するものです。

先行するMACDが遅行する同平均(SIGNAL)を下から上に抜いた時が買いサイン。
上記の後に2本のMACDがともにゼロのラインを上回れば、買いサインの信頼度が増します。
先行するMACDが遅行する同平均(SIGNAL)を上から下に抜いた時が売りサイン。
上記の後に2本のMACDがともにゼロのラインを下回れば、売りサインの信頼度が増します。
計算方法を下に示します。
まず、指数平滑移動平均(EMA)を計算します。
指数平滑の移動平均とはどのような意味でしょうか。
単純な平均とは違い、過去のデータの中で、より新しいデータに大きな重みを置いて、過去のデータほど小さな(指数関数的に減少)重みを利用して平均を求めることが出来るのです。
指数平滑移動平均についてのさらに詳しい説明は移動平均線の説明をご覧ください。

EMA=前日の指数平滑平均+平滑化定数*(当日の株価-前日の指数平滑平均)
平滑化定数=2÷(n+1)
次にMACDを計算します。MACDは短期のEMAとの長期のEMAの差を計算することで算出できます。
短期のEMAを基準線、長期のEMAを相対線としますと、

MACD=基準線-相対線
という式で算出できます。
さらに、MACDシグナルと呼ばれるものがあります。
これは、MACDの移動平滑平均をとったものです。

MACDシグナル=MACDのm日平滑移動平均
具体的な設定としては、短期EMA集計数n=12、中期EMA集計数n=26、MACD平均集計数m=9がよく使われます。

上の図は株価とMACD、MACDシグナルの関係(短期EMA集計数n=12、中期EMA集計数n=26、MACD平均集計数m=9)を図で示したものです。
MACD(黄色い線)がMACDシグナル(ピンク色の線)を下から上に突き抜けたとき(2004年11月など)を買いシグナルにして、
MACDがMACDシグナルを上から下に突き抜けたとき(2004年12月、2005年2月など)を売りシグナルとして使うことが出来ます。
MACDやMACDシグナルは相対的に売買シグナルを出すものであり、200を超えたら売り、-250を下回ったら買い、という使い方はあまりしないようです。

エンベロープ

エンベロープとは、移動平均線をプラスやマイナス方向に任意の割合でずらしたものとなっています。
このバンドのラインに触れたり、超えたりしたところを反転シグナルとして売買に使います。
ここでは 5% 刻みにエンベロープバンドを作成しています。

上の図を見てください。上の例では株価が移動平均線の -5% ~ +5% におおよそ収まっていることが確認できます。
-5% のバンドを下回ったら買いシグナル、+5% のバンドを上回ったら売りシグナル、のような使い方ができます。

KBユニバーサルでは上下のエンベロープバンドを簡単に作成できます。
比率 = 5% に設定すると、rate*-2で-10%、rate*-1で-5%、rate*1で+5%、rate*2で+10%のボリンジャーバンドを作成することができます。

DMI

DMI とは、「Directional Movement Index」の略で、W・ワイルダによって作られたテクニカル指標です。
真の高値・安値・値幅を使って「PDI」「MDI」という指数を計算します。
PDI、MDI の2指標を使ってトレンドの強さを測ります。
PDI は、「Plus Directional Indicator」の略で、価格の上昇力を表す指数で、単位は「%」です。
MDI は、「Minus Directional Indicator」の略で、価格の下落力を表す指数で、同様に単位は「%」です。

0~100の値をとります。 計算式は以下のようになっています。

真の高値 TH = 今日の高値 > 昨日の終値ならば、今日の高値そうでなければ昨日の終値。
真の安値 TL = 今日の安値 < 昨日の終値ならば、今日の安値そうでなければ昨日の終値。
真の値幅 TR = abs(TH-TL)
PDM = 今日の高値>昨日の高値ならば、今日の高値 - 昨日の高値。そうでなければ 0
PDI = n日間のPDMの合計 ÷ n日間のTRの合計 X 100
MDM = 今日の安値<昨日の安値ならば、昨日の安値-今日の安値。そうでなければ 0
MDI = n日間の MDM の合計 ÷ n日間のTRの合計 X 100 DMIを使った戦略としては、PDI が MDI より上にある状態は上昇トレンドであると考えられます。
一方、PDI が MDI の下にある状態は下降トレンドと考えられます。

上の図は株価チャートと14日の PDI、MDI を描いたものです。
チャートを見ると、2004年12月後半や、2005年8月など、PDI が MDI を超えたときに株価がその後上昇していることが確認できます。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、リスクの範囲を示す指標です。
株価の分布が正規分布に従うと仮定すると、株価はボリンジャーバンドの中で推移する確率が高いと言われます。
そのバンドから逸脱する株価は、売られ過ぎ・買われ過ぎのシグナルとなります。

上の図は、正規分布(標準偏差σ)の図と、±2σまでの範囲を色で塗りつぶしたものです。
黄色い部分は図全体の約68%を占めています。
黄色い部分+青色の部分を足すと、全体の約95%を占めています。
この事実を利用すると、株価の分布が正規分布をしているならば、±1σの範囲に68%の可能性で収まり、±2σの範囲には95%の可能性で収まっているということになります。
(一般的に株価の変化率は対数正規分布に近いのではないかと言われています。)
ボリンジャーバンドでは-2σを下回ると売られすぎ、+2σを超えると買われすぎ、と言われます。

上の図は株価チャートとボリンジャーバンド表現したものです。
25日の終値の移動平均線を基準に上下2σのバンドを描画しています。
このチャートを見ると、およそ±2σの範囲内に株価が収まっていることが確認できます。
ボリンジャーバンドの計算式は以下の通りです。

σ=一定期間における株価の終値の標準偏差
X=一定期間における株価の単純移動平均
をもとにして+2σのバンドならばX+2σ、-1σのバンドならばX-σを計算したものがボリンジャーバンドになります。
一定期間の値として、25日がよく使われるようです。

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